2ちゃんの科学

遺伝子

【睡眠】たった一週間の睡眠不足であっても、遺伝子に悪影響を及ぼし得る/英サリー大



睡眠不足

1: 白夜φ ★ 2013/02/28(木) 16:58:18.13 ID:???
睡眠不足で遺伝子発現に悪影響、研究結果
2013年02月28日 10:22 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月28日 AFP】たった一週間の睡眠不足であっても、遺伝子に悪影響を及ぼし得る――
26日に発表された報告書によると、睡眠不足は遺伝子発現にマイナスの影響を与える可能性があることが分かった。
この発見が、睡眠不足とさまざまな健康状態の関係を明らかにするヒントになるかもしれない。

十分な睡眠の不足が、心臓疾患や認知障害、肥満といった健康状態と関連していることはすでに確認されている。
眠りの研究を専門とするディルクヤン・ダイク(Derk-Jan Dijk)氏と研究チームは、睡眠不足が健康上の問題に
どのように関連するのかに着目しながら、症状の裏側にある分子メカニズムについての詳細な調査を行った。

その結果、毎晩6時間以下の睡眠で1週間を過ごした場合、炎症や免疫系、ストレス反応に関連する711の遺伝子の発現に影響が出た。

さらに、1晩に10時間までの睡眠が認められた調査対象者と比較すると、睡眠が不足していた人たちの遺伝子は概日リズム
(サーカディアンリズム)が不規則になり、1日を通して発現が高くなったり低くなったりする遺伝子の数が急減した他、
さらに多くの遺伝子において、約24時間周期の振動の幅が収縮した。

調査期間の最後の日には、調査対象者に対し、一定の時間をおいて血液検査をしながら、40時間にわたって起きていることを求めた。
その結果、それまでに十分な睡眠を取っていなかった人たちは、十分に眠っていた人たちに比べて7倍の影響を受けていたことが分かった。

通常、健康な成人にとっての夜間の睡眠時間は、7~8時間と考えられている。(c)AFP
_______________

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年02月28日 10:22配信記事
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2931458/10364061

▽関連
University of Surrey
Lack of sleep alters human gene activity  Monday 25 February 2013
http://www.surrey.ac.uk/mediacentre/press/2013/98567_lack_of_sleep_alters_human_gene_activity.htm

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【医学】統合失調症に似た特徴を持つ遺伝子改変マウスを確立 モデルマウスを使って患者の新しい予防・診断・治療法へ道/生理研など



1: 白夜φ ★ 2013/02/11(月) 22:27:36.81 ID:???
統合失調症に似た特徴を持つ遺伝子改変マウスを確立
-モデルマウスを使って患者の新しい予防・診断・治療法へ道-

ポイント
▼統合失調症は総人口の約1%で発症し、遺伝要因と環境要因の両方が発症に関与。
▼ ヒトの統合失調症に似たモデルマウスを作成。炎症を抑えることで症状の一部が改善。
▼統合失調症の新しい予防・診断・治療法の開発と創薬に期待。

JST 課題達成型基礎研究の一環として、藤田保健衛生大学 総合医科学研究所の宮川 剛 教授、自然科学研究機構
生理学研究所の高雄 啓三 特任准教授らは、遺伝子操作により脳内で軽度の慢性炎症を起こさせたマウスは、脳の一部が
未成熟な状態になっており、その結果、作業記憶注1)の低下や巣作り行動の障害が引き起こされていることを明らかにしました。
 
本研究グループは、行動異常を網羅的に調べる「網羅的行動テストバッテリー注2)」を用い、約10年にわたり精神疾患の
モデルマウスの探索を行っています。これまでに160系統以上を解析した結果、Schnurri-2注3)遺伝子欠損(Shn-2 KO)マウスが
作業記憶と呼ばれるタイプの記憶や、社会的行動の異常など、統合失調症注4)患者で見られる症状(主として認知障害や陰性症状)と
そっくりな行動異常を示していることを突き止めました。このマウスの脳を解析したところ、遺伝子発現パターンが統合失調症患者の
死後脳と酷似していたほか、パルバルブミン注5)陽性細胞数の減少や脳波の異常など統合失調症患者の脳で報告されている
特徴の多くを持っていました。さらに、Shn-2 KOマウスの脳で慢性的で軽度な炎症が起こっていること、脳の一部(海馬歯状回)が
未成熟な状態にあることを発見しました。炎症を抑えることにより、このマウスの海馬歯状回の成熟状態が改善し、さらに行動異常のうち
作業記憶の障害と巣作り行動の障害が改善されることが明らかになりました。
 
このマウスの脳は統合失調症患者の脳と特徴が極めてよく似ており、このマウスをモデルとして活用することで、
統合失調症の病因・病態の理解が飛躍的に進むと考えられます。
今後、抗炎症作用を持つ物質と既存の抗精神病薬とを組み合わせた投与の効果をこの統合失調症モデルマウスで検討し、
効果が見られた方法で実際の患者の症状が改善するかどうかを調べることにより、統合失調症の新たな治療法の開発が進むと
期待されます。
 
本研究成果は、日本医科大学、理化学研究所など12機関の共同研究により得られ、2013年2月6日(米国東部時間)に
米国神経精神薬理学会誌「Neuropsychopharmacology」のオンライン版で公開されます。

*** 引用ここまで 全文は引用元をご覧ください ***
_____________

▽記事引用元 生理学研究所 プレスリリース
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2013/02/post-235.html

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