1: 選択肢は野グソのみφ ★ 2013/03/07(木) 05:02:38.94 ID:???
福島第1原発事故は付近住民の健康へのリスクを高めたが、
日本以外の地域には脅威を与えていない。
世界保健機構(WHO)はこうしたレポートを発表した。
ところがロシア人専門家らはこの視点は客観的なものではないとの考えを表している。

WHOのレポートは限定的な性格を持ったものであり、
遠隔地に及ぼされうる結果を考慮していない。
ロシア下院(国家会議)天然資源、自然利用、環境問題委員会の
マキシム・シンガルキン副委員長はWHOは常に自由な判断が出来るわけではなく、
特に長期的に何百万人もの生活の質にかかわるような予測的状況の場合、
それが認められるとして次のように語る。

「福島原発事故の過程で放出された核種の8割以上が世界海洋に流出してしまったことは
疑いようのない事実だ。
もちろん原発周辺のゾーンの的な発病リスクが高まったままの状態であることは確かだが、
単に世界海洋の水中に大量の核種が流出してしまっただけではない。
特にこれは有機物の食物連鎖に活発に入り込んでしまい、
結果として生命体の組織にあまりにも大きな否定的影響を及ぼし続けている。」

シガルキン副委員長は核種ははじめプランクトンの体内に入り、それから魚のなかに蓄積され、
その結果、危険物質は人の体内組織に入る危険性があるとして、さらに次のように語る。

「生物学者にとっては核種の動きは理解できるが、物理学者らはよりはっきり認識できる。
なぜなら人間は5-6世代にわたりこうしたプルトニウムの蓄積を行なえば、
致死や発病の危険性が出てくるからだ。
WHOは食物連鎖、特に世界海洋における核種の拡大を
大掛かりな範囲で評価するメソッドを持っていない。」

ロシア人学者には特に1986年のチェルノブイリ原発事故の結果から、
核種が人体に及ぼす影響を研究した経験が蓄積されてある。
チェルノブイリでは主に影響を及ぼす要因となったのはヨードの同位体だった。
これが生物学的連鎖に入ると最初の2-3ヶ月でまず人体への影響が出てくる。

国民調査センター「クルチャトフ研究所」のニコライ・クハルキン所長補佐は
福島原発事故の結果に対する帰結はさらに分析の必要性があるとして、次のように語る。

「帰結をより詳細に検討し、我々なりの帰結を出そうと思う。
というのも長年にわたり原子炉、原発関連の作業を行なう中で
危険レベルや許容量の大きさの理解に変化があったからだ。
こんにちもこうした変化は続いており、具体的な経験はますます蓄積されている。」

ネガティブな経験もやはり経験であることは間違いない。
学者らは原発作業にかかわるあらゆるリスクを最小限度に抑える必要を理解している。
これは最新の安全システムの導入、閉じた形での核燃料サイクルを行なう
技術開発によって実現できるだろう。

http://japanese.ruvr.ru/2013_03_05/106961954/

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【医療/放射能】福島第1原発事故 県内住民、発がん増の可能性小さく 作業員は一部高リスク/WHO推計
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1362090976/

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